The Research Center for Advanced Earth Environmental Information

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    研究装置・設備
  地球観測衛星データは、超多波長化および高分解能化など益々高度化が進んでいます。従来よりも高精度で高い信頼性を持つ地球環境情報を生成することは、地球観測の分野での重要かつ緊急な課題となっています。本研究センターでは、最新の情報処理技術を活用した時空間的な地球環境情報生成システムの研究を推進するために、次のような最先端の装置・設備を整えています。


「高精度地球環境情報生成技術に関する研究」装置・設備構成図
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    汎用型高分解能衛星受信解析処理装置
衛星受信装置
  本装置は、地球観測衛星データの取得・処理・解析から応用までの首尾一貫した研究開発のために使用します。地球観測衛星データの直接かつリアルタイムでのテレメトリデータの受信が可能であり、環境現象・変動パターンおよび災害現象をタイミング良くリアルタイムで解析できる性能を有しています。
  地球観測衛星は、超多波長化、高分解能化が進み、データ量が膨大になるため、大容量のデータレートを持つ衛星受信装置が必要です。本装置では、直接受信された衛星データに対して研究目的に応じた高次の解析処理を実行でき、従来よりも使い易くかつ高精度な地球環境情報を高速に生成することが可能です。
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    仮想現実空間情報生成装置
仮想現実空間情報生成装置仮想現実空間情報生成装置
  本装置は、地球観測衛星情報と地図情報等を効果的に結びつけることにより、より一層人間の直感に訴える地球環境情報を生成するために使用します。地球観測衛星画像情報と地図情報による数値標高情報などを組み合わせて、仮想的な3次元画像空間をリアルタイムに合成し、その仮想空間上に諸々の環境現象・災害現象を立体ステレオ映像としてインターラクティブに表示させることが可能です。
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    ガスクロマトグラフ
ガスクロマトグラフ
  本設備は、河川・海岸域における植生・水質データベースの構築に使用します。現地におけるボーリングや河川水・海水の採水により得られたサンプルを分析することにより、汚染物質の種類・量を求めることができ、衛星データとの同定を行うことが可能となります。一方、河川洪水時の適切な流量・流況評価は、洪水氾濫時の被害を最小限に防ぐとともに、総合治水計画上不可欠な要因です。本設備は、このような河川・沿岸域への流出状況を把握するための研究にも使用されます。
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    地下探査機
地下探査機
  本設備は、高分解能衛星データから得られる地表構造解析データと地下の構造・条件の相関性の研究および検証を行うために、地下側の情報(構造・含水状態など)を地上での探査により取得するものです。探査機は大別して重力探査・地震探査・電気探査の3手法の探査機器から構成されています。重力探査で比較的深部の地下構造の大略が把握され、次いで地震探査で浅部のより詳細な構造が得られます。さらに、電気探査で地下の構成岩石・含水状態が推定できます。
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